出張講座:「はたらき方」について

7月11日、株式会社ジンジブより鬼塚さんに出張講座に来ていただきました。授業の内容は「はたらき方」について。
・自分が「はたらく側になる」ってどういうことなんだろう?
・何のためにはたらくのだろう?
ということを中心に詳しくお話していただきました。

Q,学生と社会人の違いはなんだろう?
A,はたらく側になると、「お客さんじゃなくなる」んだよ。

とても印象的な回答でした。
生徒たちにとっても、ドキっとする言葉だったと思います。
お金をもらう側になることで責任が生まれること。
支払われる対価に対して、果たすべき責任を果たさないといけないというのは必ず心に留めておきたいことですね。

次に、ある3人のレンガ職人の「はたらき方」と「仕事に向かう姿勢」を比較し、
・この人たちは何を大切に仕事をしているのか?
・10年後どんなふうになっていると思うか?
というワークを行いました。

ただ言われたから、目の前のレンガを積むのか。
家族を養うために、レンガを積むのか。
歴史に名を遺す大聖堂をつくろう!と思ってレンガを積むのか。
自分はどんなふうにはたらきたいか?ということを考える良い機会になったと思います。

今はまだ学生で、高校を出たあと進学することもあるかもしれません。
しかし、最終的には社会に出て「はたらく」ことになります。
生徒のみんなが「はたらく」ことになったとき、今日の授業がみんなの「はたらき方」に活きてくれると嬉しいです。

今回、出張講座をお願いした株式会社ジンジブさんでは、高卒就職をサポートする企業として、高校生が参加できるお仕事フェアの運営などを行われています。ご興味のある方はぜひホームページをご覧ください。


K教育財団森川ハイスクールは広島市中区東白島町に新規開設した私立通信制高校サポート校です。つくば開成高等学校のサポート校として開校していますが、スクーリングも広島の校舎で行うことができます。
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